H28.9月の保育通信

たんぽぽ保育通信 H28.9月号


朝晩は過ごしやすくなってきましたが、まだまだ暑い日が続きます。

疲れが出やすい時期ですので、しっかりと栄養を摂り十分睡眠をとって体を休めましょう。


■最近の保育室の様子
   
長引く風邪のお子様のご利用が多くみられました。

お熱が下がっても、夕方になると再びお熱が上がり
元気になるのに1週間近くかかるお子様もいらっしゃいました。

お熱が下がっても、まだ病み上がりなので、十分な休息を心掛けましょう。


■ 発疹について

発疹がみられる病気は多くあり、見分けが難しい場合もあります。

今回は見分けが難しい代表的な発疹をご紹介いたします。


 【水疱瘡(水痘)】

 胸・背中・お腹・顔・手足・頭髪の中・口の中・まぶたの近く
肛門や陰部の近くなどの粘膜にもでき、とても痒いのが特徴です。

 初めは虫さされかの様な発疹が、いっぺんに増えます。

 小さな赤いポツポツ→中央が透き通った水疱→真ん中から乾き黒いかさぶたとなります。
 熱が出ない事もありますが、出ても38℃位です。
 

【手足口病】

 手のひら・手足の指・足の裏やお尻に小さな米粒大の水疱や
赤くふくれたポツポツができます。

 痛みや痒みはありません。口の中の水疱は破れて潰瘍になる為痛みますが、
熱が出る事はほとんどなく、出ても37〜38℃台で1〜2日ぐらいで下がります。


 【じんましん】

 皮膚がボツボツと盛り上がった状態となり、大変痒くなります。
湿疹と違い、出現したり消えたりする事もありますし、場所も変わります。

 原因は様々で風邪などの感染症をともなうもの
体調不良時、食事や薬のアレルギー等があります。


 【あせも】

 赤くて細かいブツブツが、汗のたまりやすい首のくびれ、
肘や膝の内側、皮脂腺の多いおでこ、背中に等にできます。

 夏場に限らずオムツの使用や暖房の使用により出来る事があります。



以上、見分けが難しい代表的な発疹のご紹介でしたが

これは?と思ったら、受診して、医師から正しい診断を受けるようにしましょう。





医療法人社団千秋会 たんぽぽ病児保育室 2016年9月1日発行 編集者 富岡

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