R6年11月の保育通信

11月となり、早いもので今年も残すところあと2ヵ月です。
町の木々が段々と紅葉の暖かな色に染まり始める季節となりました。
鈴虫の鳴き声や風の冷たさに季節の移り変わりを感じますね。

寒暖差での体力の低下や暑かった夏の疲れで
抵抗力が弱くなる季節でもあります。

衣服の調節や、室内の温度・湿度の
管理をしながら健康に気を付けましょう。


◆ 最近の保育室の様子 ◆

先月は、急性上気道炎やぜんそく発作又は喘息様気管支炎、流行性角結膜炎(流行り目)・咽頭結膜熱等のアデノウイルスでご利用のお子様が多くいらっしゃいました。
夕方になると急に高熱が出る、のどの痛みで食欲がなくなる等で症状が長引いてしまう場合が多かったようです。朝も夜も寒さが続く日が多く、空気も乾燥し始め風邪を引きやすくなっています。こまめな手洗い、うがい、充分な休息、しっかり栄養摂取を
心掛けて元気に過ごせると良いですね。。


◆ マイコプラズマについて看護師からのお話 ◆

最近は『マイコプラズマ』という名前の病原体が原因で
気管支炎、肺炎などを起こしやすい
『マイコプラズマ感染症』が増えています。

発熱や、コンコンという乾いた強い咳が特徴で
『マイコプラズマ』が身体から排出されても、
咳などが長く続く事があります。

咳をすると体力を大きく消耗し、非常に疲れやすくなりますので
早い段階での症状緩和が大事です。

咳を落ち着かせるため、なるべく安静にすることが大切なので
しっかり睡眠をとって体力を回復させてあげましょう。

たんぽぽ病児保育室では、午睡の際、咳がひどい場合は、
クッションやマット等使用し
上半身が下半身より高い位置になるようにし
(『座位』に近い姿勢にすることもあります)
呼吸が楽な姿勢で過ごせるようにしたりしています。

『マイコプラズマ』 に有効な抗菌薬を服用して治療しますが、
処方された分をしっかり飲み切らないと症状の再発に繋がるので、
処方された抗菌薬は必ず飲み切ることポイントかと思います。


以上、11月の保育通信でした。


たんぽぽ病児保育室 2024年11月6日発行 編集者(看護師)渡辺泉

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