たんぽぽ保育通信 H30.5月号
今月の頭はGWですね、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
さて、
クリニック前の栄町中央通りには、ハナミズキの並木に満開の白と紅の花が見頃を終え
新緑の葉が萌え爽やかな季節になりました。新学期が始まり少しは環境に慣れた頃でしょうか。
これから行楽シーズンで外出も多くなりがちですが
お出掛けの際は、ゆったり・のんびり、過ごせると良いですね
さて、今回の保育通信は
ちあきこどもクリニックの院長より皆さまへ少しお話です。
■【これからの子どもたちに何が大切か】
皆さまこんにちは
いつも当クリニック、病児保育室をご利用いただきありがとうございます。
さて、今回は今の子ども達に大切と思うことをお話しさせていただきます。
昨今はITの普及や発展とともに、生活環境が著しく変化しています。
5年前のドラマの背景にある機器類がもう古臭くなっていることに驚きます。
生まれ落ちた赤ちゃんたちが、目にして学ぶ生活は
ご両親の生まれ育った環境とも大きく異なっていることでしょう。
少子化が進み、人口も減ってAIロボットが人に代わり
社会で仕事をこなす日もそう遠くない未来です。
そんな時代の中でこれからの人々にとって大切なことは何でしょうか?
子どもたちに何を学ばせなければならないでしょうか?
PCを使えば知りたいことはすぐに検索できるから知識の暗記は必要なくなる、
という意見があります。
そうしたIT機器をうまく使えるようになることが大切だという人もいます。
でも本当に頭の中に残す必要はないのでしょうか。
IT機器を道具として便利に使い、参謀としてAIが活躍するとしても、
意志や目標の決定は人にしかできません。
何が大切と考えるかは、その人の人格と考えによって決まります。
何を取捨選択して物事を進めていきたいのか、判断意思決定の素材は
それまで頭の中に積み上げてきた教養知識と経験です。
それらを統合した理想や判断の結果が、その人の行動となり未来をつくってゆくのです。
一時の感情に流されることのない豊かな人間性を育むことが
今も昔も変わらぬ大切な事柄ではないでしょうか。
様々な失敗や努力を重ねる機会、学ぶ機会を増やしてあげることで
洞察は深くなり視野は広くなってゆきます。
そのために
先人の行いや知恵から学ぶことはたくさんあるはずです。
自分が大切にされた記憶は、他の人を思いやることにつながります。
受けた愛情はきっとその子どもの愛情を豊かに育ててくれるはずです。
社会全体が一人一人の子どもたちに愛情をもって接し
人と人との関係が愛情豊かなものでありますように願ってやみません。
テクノロジーの発展、進化が目覚しい今の社会を見ていて
この頃強く思うことです。
ちあきこどもクリニック
院長 辻 千秋
■【4月のたんぽぽの様子】
新学期に入り、保育室では発熱に下痢の症状を伴うお子様のご利用が目立ちました。
初めは発熱の症状だけでも胃腸の働きが落ちているので、
消化が良く温かいものを食べるのがおすすめです。
保育室でもおかゆ、おじや、うどん、スープなど
温めてお出しすることができますので是非持参してみて下さい。
また、入園間もない0〜1歳児さんのご利用も多く
初めての病児保育室の利用で入室時は涙することも少なくありませんが
お兄さん、お姉さんに「ハイどうぞ!」とおもちゃを貸してもらったり
背中をトントンされ「だいじょうぶだよ」等と優しく遊んでもらい
泣き止んだりする姿が見られたりし、微笑ましい場面も多々見られていました。
■【お願い】
※持ち物全てにお名前の記入と忘れ物が無いようにもう一度
ご案内(黄色)の持ち物チェックをご利用前に確認いただけますよう
どうぞ宜しくお願いします
医療法人社団千秋会 たんぽぽ病児保育室 2018年5月1日発行 編集者 村上
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★【ちあきこどもクリニック】
診療時間 9:00〜12:30/15:00〜18:30
(木)(日)(祝)休診
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