H30.6月の保育通信

たんぽぽ保育通信 H30.6月号

雨上がりに見える虹や色鮮やかなアジサイを探して
子ども達は梅雨でも毎日楽しそうに過ごしたりしていますでしょうか。

とはいえ、ジメジメするこの季節、蒸し暑くて汗ばんだり急に肌寒くなったりと不安定な気候でもあります。
衣類の調節やエアコンの適切な使用など心掛けていけたら良いですね。



■【5月保育室の様子】

最近は、4月から保育園に行き始めた小さなお子様のご利用が多くあります。
具合が悪い上に、初めての場所で朝は不安そうな様子も有りますが、
1日過ごす中でお気に入りの玩具を見つけたりして、楽しく過ごせているようです。

何度かご利用して下さっているお子様は、そんな子にとても優しく接してくれて、
私たちも微笑ましく思っています。

嘔吐下痢を伴う感染性胃腸炎でのご利用も多くみられます。
またこれから夏にかけてプール熱(咽頭結膜炎)やヘルパンギーナ等も流行しそうです。

栄養のある食事や十分な休息、小まめな手洗いやうがい等を励行して、感染を防げると良いですね。



■【お願い】

登園時に持ち物をカゴの中に入れるご協力をして頂きありがとうございます。

お弁当箱やコップ、スプーン、フォークやお箸、お尻拭きなど持ち物には必ず名前の明記をお願いします。

翌日ご利用がないと、間違った際にすぐお返しできないので
お迎えの際はご持参の持ち物に間違いがないか確認のご協力をお願いします。



■【教えて!看護師さん】(漢方薬のお話)

保育室では、クリニックからの漢方薬を処方されることがあります。
熱が出て辛い体を楽にしたり、お腹を温め胃腸の働きを整えたり、
咳止め、吐き気を和らげるといった効果の漢方薬の処方が多いです。

漢方と聞くと大人でも敬遠しがちですが、上手に飲んでくれる子ども達もいます。
保育室では薬を小皿に出して、少量の水で溶き、口の中に入れて白湯で飲みこんだら
(アレルギーのない子達は)ゼリーで口直しをしたりします。

『すごいね〜』『かっこいいね〜』等と声掛けされると
「ぼく(わたし)頑張って飲めた!!」といった表情を見せてくれたりします。

保育室では、他のお友達につられる様に飲めても、
家ではなかなか飲めないという話もよく聞きますが、漢方薬は全部飲めなくても、
飲めた分だけ効果を発揮してくれますので、是非トライしてみてください。

また漢方薬は、空腹で飲むと効果が上がりますので、
可能な範囲で良いので食前に飲ませてあげれたら良いかもしれませんね。



医療法人社団千秋会 たんぽぽ病児保育室 2018年6月1日発行 編集者 辺木

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