たんぽぽ保育通信 H29.7月号
早いもので6月ももう終わって7月です。
ジトジトした梅雨が明けると、暑い夏がやってきます。
暑い日にはプールに入る機会も多くなりますね。
【アデノウィルスについて】
今回は夏によく流行するアデノウィルスについてお話します。
アデノウィルスは、飛沫感染・接触感染し、咽頭結膜熱をひきおこします。
インフルエンザと同じく風邪によく似た症状が発症する事も多く、非常に強い感染力を持つウィルスです。
《主な症状》
⇒ 咽頭炎(のどが赤く腫れてかなり痛む)
⇒ 結膜炎(目の痛みやかゆみ・目やにが多くなる)
⇒ 高熱(39℃以上の高熱が3〜4日以上続く)
⇒ 頭痛・腹痛・下痢(など風邪のような症状が起こることもあります)
原則として主な症状が治ってからも2日間は保育園・幼稚園を休ませます。
その後もウィルスは鼻水や便に2週間程度出ますので、注意が必要です。
《予防法》
普段から良く手を洗い、タオルを共有しない。規則正しい生活を心掛ける。
※ のどの痛みが強く水分が取れない時に、おしっこの量が少ない時
には、脱水状態の恐れがあります。
【最近の保育室の様子】
おたふくのお子様のご利用がありました。感染力が強く初期症状が風邪とよく似ている為、
気付かずに周りへ移してしまう事が多いようです。
予防接種をしておくと感染を防げたり、感染しても軽く済みますので、予防接種をお勧めします。
医療法人社団千秋会 たんぽぽ病児保育室 2017年7月3日発行 編集者 富岡